出雲国は、古くから和紙の生産地であり、書く事に対して非常に造詣の深い土地柄です。 プラチナ万年筆では、創業者 中田俊一の生誕の地でもあるこの地を起源としているご縁から、2010年に島根県出雲市の協力を得て、「出雲シリーズ」を創出しました。 「出雲シリーズ」は、素材を吟味し、各分野の職人が最高の技を施した筆記具で、出雲市が認定する「出雲ブランド」に認定されています。
『鉄の刀』のように重く、硬いことから『鉄刀木(たがやさん)』の呼び名が付いたとされています。 マメ科の広葉樹で主にアジアが原産で、紫檀、黒檀と並ぶ代表的な唐木の一つに数えられ、希少材にあげられます。 硬く耐久性のあることから家具、内装建材、杖、木刀、ブラシの柄など 幅広いアイテムに使用されております。 この万年筆の製作にあたり、木の変化を防ぐため板材をあえて長期20日間の低温乾燥に掛けゆっくりと水分を放出させました。 特に硬いとされる中心部分を選び加工していきます。 独創的な流れるフォルムに削り上がったパーツを一本一本手作業でペーパー磨き、下塗り、めどめ作業を3回施しウレタン塗装を2回掛けて完成させます。 木を知り尽くした職人の経験と技術が『鉄刀木』の特徴を充分に引き出した仕上がりになり、木の温もりを感じて頂きたい1本です。
※メーカー欠品の際は、受注生産にて承っております。 ※受注生産による注文確定後のキャンセルはお受けいたしかねます事をご理解・ご容赦いただけますようお願い申し上げます。
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