#3776 西 万年筆 PNB-18000
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富士五湖の中で一番透明度の高い本栖湖をイメージした第一弾「#3776 本栖」、精進湖の朝日に 照らされた湖面の空気感とブルーに輝く水面の光の反射をイメージした第二弾「#3776 精進」。 この度第三弾として、富士五湖の中央、樹海と山に囲まれた奥深い趣をたたえる西湖の深い透明感 をイメージした「#3776 西(SAI)」を3,000 本限定で発売致します。 リング装飾を廃し深い透明感を強調しながら、飾らずそのままの美しさのみを追及して生まれたペンとして末永くご愛顧頂ければと思います。
インクの蒸発を限りなく抑えるため、常に新鮮なインクの状態での筆記が可能としたスリップシール機構によって、顔料インクを手軽に使用することが可能となりました。 それに伴って、顔料インクの魅力をお客様に是非とも味わって頂く為、顔料ブルーインクのカートリッジを付属品として添付させていただきました。 顔料インクはメンテナンスの手間さえなければクッキリとした文字が書け漢字に多く構成される交差部分は滲みにくく濃い筆跡が残せますので日本語を書く時に最適。 また対光性、耐水性に優れており文章の長期保存にも適しています。
■「スリップシール機構」とは
従来の万年筆はペン先をカバーし気密構造にした場合、キャップの開閉でポンピングと云われるインクの噴き出しを起こし、これを防ぐことは極めて困難とされていました。通気を持たせる開放構造にするしか方法が無く、次の問題がありました。
1. インクの水分が蒸発し、だんだん濃くなり、かすれ気味になる。 2. 3 ? 6 ヶ月使用しないと、乾燥して書けなくなる。 3. インクの水分が揮発して染料分が内部構造にこびり付き、 インククリーナーセットによる洗浄や、最悪の場合、メーカー宛に修理(分解して洗浄)を依頼しなければならなくなる。
プラチナ万年筆では、万年筆では当たり前とされてきたこの問題を、お客様の立場に立って原点に戻り、なぜできないのかを突き詰め、この課題に取り組みました。 回転ネジ式キャップで初めて耐久性を考慮した完全気密キャップ「スリップシール機構」を実用化する事により、プレピー万年筆 やプレジール万年筆のスナップ式に続き、実用化困難とされていた回転ネジ式キャップの高級万年筆でも完全気密を可能にしました。
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