美しい文字が書けると、自然とその人の印象もよくなるもの。 本書は文字の中でもひらがなに特化し、美文字が書けるようになるために書き込み式の練習帳をメインにした一冊です。 巻頭では東京国立博物館で7月13日?9月8日まで開催される特別展「和様の書」の展示作品を鑑賞しながら、流れるような線が特徴の優美な「かな」の書き方を学びます。 和様の書が生まれた歴史や経緯など、特別展のダイジェストとしても楽しめます。 いっぽう後半では、美しく書くためのポイントを始め、カタカナや挨拶文の練習帳も掲載。さらに巻末では、国宝がなぞれる写筆帳を収録。 偉人たちの筆跡から、名筆のリズムを感じ取ることができる豪華な特典付です。
目次
「和様の書」に学ぶ 美文字のすべて 和様の書とは何か? 和様の書が誕生した背景 三跡の書 小野道風 三跡の書 藤原佐理 三跡の書 藤原行成 和様の書・かなの起源 多様化した和様の美 至宝の書 信仰と書 至宝の書 高野切と古筆 至宝の書 世尊寺流と和様の発展
特別展「和様の書」はこう楽しもう 掲載作品と展示期間一覧
美文字の書き方・練習帳 和様の書流 美文字の書き方 ポイント1 姿勢 / ポイント2 持ち方 / ポイント3 知る
美しいかなの書き方 基本ポイント 基本練習 「あ」行 「か」行 「さ」行 「た」行 「な」行 「は」行 「ま」行 「ら」行 「や」行・「わ」行 ひらがな2文字 ひらがな3あ?5文字 カタカナ 漢数字と単位 挨拶文などの定型句
名筆を書いてみよう 名筆01 「いまはゝや」(伝藤原行成筆) 名筆02 「古今和歌集(元永本)」(藤原定実筆) 名筆03 「消息」(徳川家康筆) 名筆04 「白氏詩巻詩巻」(藤藤原行成筆)
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